NPO法人「.jp（ドットジェーピー）」の議員インターンシップが始まりました。これは若者の政治離れ、投票率の低さを何とかしようと始まったもので、春休み（2～3月）、夏休み（8～9月）に議員の各事務所で、実際に政治がどのように動いているか、直接体験をする企画です。私も18年前に議員になってから、多くの学生さんを受け入れ、お手伝いしてきました。
昨年度は議長という立場でしたので１年間お休みしましたが、この夏休みから受け入れることにしました。希望者は4名（男子学生3名と女子学生1名）で、皆さんそれぞれ目標を持って、この活動に参加されているようです。例えば、「インターンシップを通じて政治に必要なスキルや知識を学びたい」「自分が何をしたいのか目標を見つけたい」「福祉・児童問題に関わりたい」という理由です。
一昨年前の活動では、新型コロナウイルスは流行していなかったので、夏は盆踊りや各種式典で大忙しで、学生さんを連れて一緒に飛び回っていましたが、今は行事も盆踊りも中止、施設見学もコロナ禍で全てできない状況です。活動が制限されてしまいますが、出来ることを見つけて、2か月間政治だけでなく社会勉強も併せて体験してもらえればと思っています。若い人を育てることも重要です。
また議員事務所の活動だけでなく「自分が内閣総理大臣だったら、日本の国をどうするか」というテーマで、若者のための国家デザインコンテスト「未来国会」にも挑戦するそうです。これは30年後の日本のビジョンと、10年後の重点政策・予算を考えるというものです。学生の皆さんの柔らかい頭で、これからの日本をどうしていくか、若いからこそできることがあるかもしれません。資料提供や関連担当者の紹介など、出来るだけのサポートでインターン生を応援したいと思います。